希望のかけら
ぐんいぶにーん
今日もよく冷えた1日だった
明けない夜だとか真っ暗なトンネルだとか先が見えないだとか絶える希望な絶望や失う希望の失望
私もその真っ只中に放置されてしまったかのような状況になっていたことがある
とりあえず生きるという歩みは止めず休むときは遠慮なくゴロゴロしてのんびりしつつ歩いて今日に至る
真っ白なキャンバスのまま
ムリに描こうとしてみても独りで描くのに難しく色を塗る前にまた下絵を消すのは暗闇だから
そして光なきなそのループ
誰しもがつらい状況なやつ
ほやほやの最近真っ白いそのキャンバスに下書きをうっすら描いて少しの色を加えることができたから少し記しておく
暗闇のなかでは希望になりうる光の欠片は自ら生み出すものでなく希望を失っていない誰かに優しさから授けられるもの
暗闇をぼんやりと灯すような光の欠片に納得する希望を感じるならばそれは優しく周囲を照らしているだけでなく足元さえも照らしてくれている
確認して顔をあげると向かう方向から光が射していて光のほうへ光のほうへと歩いてくのだろう
暗闇故にその光はしっかりと眩しく
指し示す方向さえ見失うこともない
そのうち暗闇から抜け出し振り返れるときがくるだろうし安らかな気持ちで自らを労えるときもくるだろう
ひとつの光の欠片は希望であり一定のゴールをも描ける
真っ直ぐ進みゴールであるラインを超えたときまた次のゴールをも描ける
そうしながら意図的でなくてもキャンバスに一定のゴールという下書きをカラフルな色を塗って描いていく
それらが積み重ねられたあとにひとつのオリジナルな絵が仕上がっている
明けない夜だとか真っ暗なトンネルだとか先が見えないだとか絶える希望な絶望や失う希望の失望なときに··· ふと手にすることができた光のかけらたちにありがとうを
納得できた光ならばそれを希望と名づけてみよう
まだ春待ちな桜のつぼみはふっくらしてきていた
知らんぷりしていても桜満開な春へとなっていく
たくさんつぼんでた